みずほ銀行カードローンは、誰もが知る大手銀行のカードローンであり、金利も消費者金融等と比較して割安なので、安心して利用できるカードローンの1つです。
既にみずほ銀行の住宅ローンを借りている方であれば、-0.5%の金利優遇も適用されさらにお得になります。
ここでは、そんなみずほ銀行のカードローンについて詳しく解説していきます。
- みずほ銀行口座保有者なら最短即日審査で即日融資可能
- 利用限度額は800万円まで
- 年齢条件は満20歳以上66歳未満
- 総量規制の対象にならない
- ブラックでは借りれる可能性が低い
- 在籍確認はプライバシーに配慮され行われる
- 利用限度額の増額審査は通りにくい
みずほ銀行カードローンの特徴
実質年率(金利年) | 2.0%~14.0% 適用される金利は利用限度額に応じて異なる |
---|---|
ご利用限度額 | 10~800万円(10万円単位) |
収入証明書 | 利用限度額が50万円超の場合必要 |
審査時間 | 最短当日 審査状況によっては審査時間が長くなる場合があり |
資金の使い道 | 原則自由 事業用資金を除く |
在籍確認 | あり |
お試し診断 | 公式HPで10秒診断が利用可能 |
パート・アルバイト | 公式サイト参照 |
担保・保証人 | 不要 保証会社の保証を利用 |
利用できる人 | 契約時の年齢が満20歳以上満66歳未満の方 保証会社の保証を受けれる方 安定かつ継続した収入の見込める方 外国人の場合永住許可を受けている方が対象 審査の結果によっては利用できない場合があり |
遅延損害金 | 年19.9% |
みずほ銀行のカードローンは2種類がある
みずほ銀行のカードローンは、ローンカード機能がみずほ銀行のキャッシュカードと一体になった「キャッシュカード兼用型」と、専用のローンカードを発行する「カードローン専用型」があります。
インターネットから申し込んだ場合は「キャッシュカード兼用型」になります。
カードの種類は切り替えることが可能です。切り替えをしたい場合は、取引店またはカードローン専用ダイヤルに申し出をしてください。
みずほ銀行カードローン限度額
みずほ銀行のカードローンの限度額は10万円~800万円の範囲内で、審査によって契約者それぞれに限度額が設定されます。基本的に信用が高い人ほど、限度額は高く設定されやすくなります。
みずほ銀行のカードローンでは限度額の範囲内であれば何度でも借り入れができ、その都度審査等の面倒な手続きをする必要がなく便利です。
なお、カードローンの金利は設定されている限度額によって変化します。限度額が高い人ほど、金利を安く抑えられます。
みずほ銀行のカードローン金利
みずほ銀行のカードローンの金利は次表の通りで、最高金利が適用された場合でも年14.0%と消費者金融等より安い金利で借りられます。
みずほ銀行の住宅ローンを利用している方であれば、-0.5%の金利引き下げが適用され、年1.5%~13.5%で借り入れができるようになります。
金利は各個人に設定されている利用限度額によって変化し、限度額が高いほど金利は低くなります。
利用限度額 | 基準金利 | 金利引き下げ適用後 |
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10万円以上100万円未満 | 年14.0% | 年13.5% |
100万円以上200万円未満 | 年12.0% | 年11.5% |
200万円以上300万円未満 | 年9.0% | 年8.5% |
300万円以上400万円未満 | 年7.0% | 年6.5% |
400万円以上500万円未満 | 年6.0% | 年5.5% |
500万円以上600万円未満 | 年5.0% | 年4.5% |
600万円以上800万円未満 | 年4.5% | 年4.0% |
800万円 | 年2.0% | 年1.5% |
みずほ銀行のカードローン保証料や保証会社
みずほ銀行のカードローンは保証会社が保証を行うので、利用者側が担保や保証人等を用意する必要はありません。
みずほ銀行のカードローンの保証会社は株式会社オリエントコーポレーションまたはアイフル株式会社です。
いずれかの会社の保証を受けることがカードローンの利用の条件であるため、カードローンの利用を開始するにはみずほ銀行の審査だけでなく上記の保証会社の審査に通過する必要があります。
みずほ銀行のカードローンの取引期間
みずほ銀行カードローンの取引期間は1年で、自動更新されます。ただし満70歳以上の方は銀行が認めない限りは契約を更新できません。
更新の際には審査が行われ、審査の過程で問題が発覚した場合は契約が更新されず打ち切りになる場合があります。
みずほ銀行のカードローン資金の使い道
みずほ銀行カードローンで融資を受けたお金の使い道は自由で、生活費や医療費、娯楽費、教育費、冠婚葬祭等の急な出費など基本的に何に使っても問題ありません。
ただし、事業用資金に使うことは出来ないので注意が必要です。
みずほ銀行のカードローンは総量規制の対象外
みずほ銀行のカードローンは、貸金業者による貸し付けではなく総量規制が適用されないので、法律上は年収の1/3を超える貸し付けも行えます。
ただし総量規制をオーバーするような場合だと、返済に無理が生じることも多く、審査に落ちたり限度額を減らされる可能性が高いです。
みずほ銀行カードローンWEB完結申込の流れ
みずほ銀行のカードローンはWeb、電話、店舗で申し込みができます。
この中ではWeb申し込みが簡単で、契約までに要する時間も短い傾向があるため便利です。Web申し込みの場合の、申込から契約までの流れは次の通りです。
入力フォームに必要事項を記入して、申し込みをしてください。
登録したメールアドレスあてに仮審査結果の連絡があります。無事仮審査に通っていれば、次のステップに進みます。
本人確認書類などの必要な書類を登録します。書類の登録が終われば、本審査に進みます。
本審査が完了次第連絡があり、無事に通過していればローンの利用を開始できます。
みずほ銀行のカードローン審査時間
みずほ銀行のカードローンの審査は最短当日回答で、審査時間は短めです。
ただし、申し込み内容や混雑状況によっては、審査に時間を要する場合があります。
電話や店舗で申し込んだ場合は、審査結果の回答は翌々営業日以降となります。
申込から融資までに要する時間
みずほ銀行のカードローンを申し込んでから利用するまでにかかる時間の目安はおおむね次の程度です。
早ければ最短で当日に融資してもらえる場合もありますが、あくまで審査状況次第であり、絶対にできるというわけではありません。
みずほ銀行の口座を持っている場合:最短当日~1週間程度
みずほ銀行の口座を持っていない場合:2~3週間程度
みずほ銀行のカードローンの審査時間はWeb申し込みが最も短いので、なるべく早く融資してもらいたい場合は電話や店頭ではなくWebで申し込みをするのがおすすめです。
みずほ銀行のカードローン利用条件
みずほ銀行のカードローンは、次の条件を満たす方が利用できます。
- カードローン契約時の年齢が満20歳以上66歳未満の方
- 安定かつ継続した収入の見込める方
- 保証会社の保証を受けられる方
外国籍の方の場合は、永住許可を受けている方であれば利用できます。
みずほ銀行のカードローン審査
みずほ銀行のカードローンでは利用する前に審査があり、審査に通らなかった場合は借り入れることはできません。
みずほ銀行のカードローンの審査は、みずほ銀行および保証会社が行います。
大手の銀行のカードローンなので、審査基準は緩くはありません。ただし高年収の人だけしか利用できないというわけではなく、最低限の部分を満たしていれば、一般的に審査に強いと思われる属性でなくても審査に通る可能性はあります。
カードローンの審査で見るポイントは、次のようなものがあります。
- 過去のローンの利用状況に問題がないか
- 他社も含む借入金額が収入に対して無理がないか
- 安定した収入があるか
過去のローンの利用状況に問題がないか
カードローンの審査を行う際には、信用情報が必ず照会されます。
信用情報とは、各個人のクレジットカードやローンなどの利用状況や申込歴等が記載されているものです。
信用情報を見ることで、現在の借入額、延滞や金融事故の有無等をチェックしています。
過去に長期延滞や債務整理などをしていて、そのことが信用情報に載っている状態だと、審査に落ちる可能性が高くなります。
もし現在進行形で延滞があるような場合だと、まず審査には通らないと思われます。
俗に言う「ブラック」は、このように信用情報に問題があり、クレジットカードやローンなどの審査に通りにくい状態になっている状態の事をいいます。
銀行は特にブラックに対しては厳しい傾向にあるので、現在ブラック状態になってしまっている方の場合、審査通過は難しいです。
また、信用情報にはローンの申し込み歴も記載されます。
短期間にたくさんのローンに申し込んだりしていると、延滞リスクが高いとみなされ審査落ちになる場合があるため注意が必要です。
なお、みずほ銀行のカードローンを再申し込みすることも可能ですが、この場合信用情報に申込歴が残っているとその時点で審査落ちになります。
信用情報の申込歴は半年間残るので、以前にみずほ銀行のカードローンを申し込んで審査に落ちた場合は、半年以上間を開けて信用情報の申込歴が消えてから申し込みしましょう。
他社も含む借入金額が収入に対して無理がないか
返済する金額が年収に対して無理がないかどうかも重要です。
特に他社から借り入れがある場合は注意が必要で、この場合は他社の返済とみずほ銀行のカードローンの返済の両方が無理なくできる必要があります。
既に借入件数や借入額が多いと、今までに延滞がなくても、返済に無理があると判断されたり金銭管理能力を疑われて審査に落ちる可能性があります。
ローンの返済は一律に年収の何パーセントまでOKという明確な基準はありませんが、最低限ローンの返済をしても生活に必要なお金が十分残るのが重要です。
安定した収入があるか
ローンを借りる上では何らかの安定した収入が必要で、収入が無い方の場合はローンを借りるのは難しいです。
安定収入といっても、必ずしも正社員等である必要はありません。
ただし、一般的に安定していると言われる職に就いている方のほうが、利用限度額は高めに設定されやすい傾向にあります。
収入の高低そのものよりも、先述したように毎月の返済をするうえで無理が生じないかどうかが、審査に通過するためには重要です。
みずほ銀行カードローン在籍確認
みずほ銀行のカードローンを申し込んだ際は、審査の過程で在籍確認が行われます。
在籍確認とは、申込者の勤務先に連絡をして、その人が本当に在籍しているかどうかを確認するためのものです。
在籍確認は既に在籍していることが明らかであるような場合を除き、必ず行われます。
なお、銀行の在籍確認の場合は消費者金融等の在籍確認と異なり、在籍確認の担当者の個人名ではなく銀行名を名乗る場合があります。
在籍確認はプライバシーに十分配慮して行われるので、カードローンの申し込みをしていることが職場の人にバレることは基本的にありません。
勤務先の欄に間違いがあったりすると在籍確認が完了せず審査が進まないので、正確な情報を記入してください。
事前にかんたん診断を利用できる
「年齢」「年収」「他社からの借り入れ状況」の3項目を入力するだけで、借り入れができそうかどうか判断することが可能です(かんたん10秒診断)。
かんたん10秒診断はみずほ銀行のホームページからすぐに行えます。
みずほ銀行カードローンの借り入れ方法
みずほ銀行のカードローンでは、次のような方法でお金を借りられます。先述したように限度額の範囲内であれば、何度でも借りることが可能です。
- みずほダイレクトで借り入れ
- ATMで借り入れ
- みずほダイレクトで借り入れ
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みずほダイレクトを利用すると、PCやスマートフォンで24時間借り入れができます。
- ATMで借り入れ
-
みずほ銀行などのATMで借り入れをすることも可能です。全国のATMで利用できるので、外出先などで急にお金が必要になった場合でも便利です。
借り入れが可能なATMは主として次の通りです。
みずほ銀行カードローンの借入ができるATM- みずほ銀行ATM
- イーネット(コンビニATM)
- セブン銀行ATM
- ローソン銀行ATM
- ゆうちょ銀行ATM(カードローン専用型のみ)
- 提携金融機関のATM(カードローン専用型のみ)
自動貸越機能やスイングサービスを利用できる
みずほ銀行のカードローンでは、自動貸越機能やスイングサービスを利用できます。それぞれの機能の概要は次の通りです。
- 自動貸越機能
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「キャッシュカード兼用型」のカードローンを利用している方が利用できます。
自動貸越機能とは、普通預金を引き出す際に残高が不足していた場合、利用限度額の範囲内で自動的に不足額分をカードローンで借り入れる機能です。
- スイングサービス
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スイングサービスは、自動融資サービスと自動振替サービスの2つのサービスの総称で、希望する方が利用できます。
自動融資サービスは、公共料金の自動支払いやクレジットカードの決済等で、みずほ銀行の口座残高が足りない場合に、利用限度額の範囲内で不足分を自動で融資する機能です。
自動振替サービスは、カードローン口座へ入金して残高にプラスが発生した場合に、みずほ銀行の返済用普通預金口座へプラス残高分を自動的に入金する機能です。
キャッシュカード兼用型の場合、自動振替サービスは自動的に付与されます。
みずほ銀行カードローンの返済方法と毎月の返済額
みずほ銀行のカードローンの返済は、毎月の自動引き落としによって行います。
自動引き落としは毎月10日に行われ、返済額は前月10日の利用残高によって決まります。
毎月の返済を完了させるため、返済日の前日までに返済額以上の金額をみずほ銀行の返済用普通預金口座に入金しておく必要があります。口座に入金しておくだけで、後は自動で引き落としがされます。
また、余裕がある場合は毎月の返済のほかに任意返済をすることも可能です。任意返済をすることで、返済をより早く進められトータルで支払う利息を抑えることが可能です。
毎月の返済額
毎月の返済額は前月10日の利用残高によって決まりますが、返済額を決めるルールは「限度額が200万円未満の場合」と「限度額が200万円以上の場合」で異なります。
カードローンの利用残高はみずほダイレクトやみずほダイレクトアプリから確認できます。またATMや電話(0120–324–555)で確認する事も可能です。
- 利用限度額200万円以上の場合
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前月10日の利用残高
※貸越元金への利息の組み入れ後毎月の返済額 2千円未満 前月10日現在の利用残高 2千円以上20万円以下 2千円 20万円超40万円以下 4千円 40万円超 利用残高が20万円増すごとに2,000円追加 - 利用限度額が200万円未満の場合
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前月10日の利用残高
※貸越元金への利息の組み入れ後毎月の返済額 2千円未満 前月10日現在の利用残高 2千円以上10万円以下 2千円 10万円超20万円以下 4千円 20万円超 利用残高が10万円増すごとに2,000円追加
任意返済が可能
先述したように、みずほ銀行カードローンでは毎月の返済のほかに追加で返済を行う(任意返済)ことが可能です。
任意返済は「みずほダイレクト」またはATMから行えます。
みずほダイレクトではPCやスマホから24時間返済できます。みずほダイレクトで返済するには、カードローン口座を「みずほダイレクト利用口座」に登録する必要があります。
任意返済が出来るATMは、みずほ銀行のATMとコンビニATM(イーネット、ローソン銀行、セブン銀行)です。ゆうちょ銀行のATMや提携金融機関のATMは任意返済に利用できませんので注意が必要です。
みずほ銀行カードローン利用限度額の増額方法
カードローンの利用限度額が足りない場合や、金利を下げたい場合は限度額の増額申請を行う必要があります。
みずほ銀行のカードローンの場合、限度額を増額してもらうにはカードローンの再申し込みを行う必要があります。再申し込みはWebや電話、みずほ銀行の店舗で行えます。
申込の画面で「カードローン口座番号」を入力すると、増額申し込みの扱いになります。
申込をした後、新規入会時と同じように所定の審査が行われ、審査に通過すれば限度額の増額が叶います。
もっとも増額審査の場合、申込時と比較して他社の借入額が少なくなっていたり、年収が上がっているといった場合でないと、なかなか増額審査には通らないことが多いです。
増額審査が特別に厳しいというよりも、申し込み時に設定された限度額に余裕がある場合でなければ、申し込み時より状況が良くなっていないと審査に通らないことが多いのが実情です。
そのため、増額審査は通ったらラッキー程度に考えておいた方が良いかもしれません。
増額案内のお知らせが届くことがある
カードローンの利用状況が良い優良顧客で、限度額の増額ができる見込みが大きいと判断される場合は、増額案内の連絡が届く場合があります。
増額案内は郵便で届くほか、みずほ銀行のATM画面に表示される場合もあります。ATM画面に表示(インビテーション)される時間帯は、平日の8:45~17:50となっています。
注意したい点として、増額案内がきた場合でも、審査そのものは完全に免除されるわけではありません。
基本的に案内が届くようなケースだと審査に通過する可能性は高いですが、審査の過程で何かマイナスになる材料が発覚したような場合は、審査に落ちる場合があります。
みずほ銀行カードローンを利用するメリット
- 消費者金融等と比較して低金利で借りられる
- 住宅ローンを契約していると割引がある
- 自動引き落としなので支払いの手間が省ける
みずほ銀行のカードローンは上限金利が14.0%となっていて、消費者金融等のカードローンで借りるよりお得な金利で借りられます。
金利が低い分やや審査は厳しくなる点には注意が必要ですが、金利を安く抑えることができるのはメリットです。
みずほ銀行の住宅ローンを契約している方であれば、-0.5%の金利優遇も利用できるので、更に金利を下げられます。
また、みずほ銀行のカードローンは毎月の返済が自動引き落としなので、入金するだけで支払いが終わり、ATM等に出向く必要もないため便利です。